拡張パーツ所感、検証考察等

拡張パーツ2.0が来て、集団戦の拡張の使用感などが大きく変化した。

narasinorz.hatenablog.com

以前に書いた記事だが、もう存在しないものもいくつかあるとはいえ根本の隠蔽システムなどには変更はないので、こちらも参照されたし。

 

超雑に結論から書くと(※左が優先度が高く、括弧内は択だと思うもの)

EBR:被膜(ラマー、スタビ、改良無線、消音排気、視認装置、換気)

他LT:消音排気(ラマー、カニ目、被膜、視認装置、改良無線、スタビ、換気)(車両による)

ローダー:スタビ、旋回機構(タボチャ、換気、ガンレイ、照準器)

弾受けHT:追加装甲材、ラマー(スタビ、換気、タボチャ)

ダメ吐きHT:ラマー、スタビ、換気

MT:タボチャ、ラマー(スタビ、換気)

E3、E4:ラマー(旋回機構、照準器、換気、ガンレイ)

Stank:ラマー、換気(カモ、カニ、被膜)

ざっとこんなものだろうか。

弾受けHTはMaus、279などの装甲や耐久に優れる車両が、ダメ吐きHTはチーフ、5Aなど速力や俯角、DPMなどに優れる車両が当てはまるだろう。

 

視認装置の効果について、様々なプレイヤーが検証考察を行っているが、まあやはり自分で調べなくてはならない。ということで調べてみた。

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表1

状態:静止時か移動時か

視界:見る側の視界

発見:発見距離

車体隠蔽率:見られる方の隠蔽率

基礎隠蔽率:車体隠蔽率と茂美および枯れ木による隠蔽率の合計

実隠蔽率:実験で得られた発見距離から計算される隠蔽率

 

よーへーさんのように詳しいスクショとかは面倒なので撮ってない。まあどうせ数字なんて小数点以下は表示されてないし体感でしかなくて誤差も起こるからだ。

ちなみに茂美1枚で50%、枯れ木1枚で25%、合計の最大値が80%であることは覚えておこう。

ここで上表の3行目と4行目を見てほしいのだが、茂美が1枚のとき茂美の中で動く動かないによって実隠蔽率が変動している。

ここで視認装置の効果が茂美に対して20%(15%)、車体に対して12.5%(10%)別々に働くと仮定して隠蔽率を計算すると

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表2

36.48×0.875+50*0.8=71.92≒72.68(実験値)

427-(427-50)×0.7192=155.8616≒153(実験値)

となり表1中実隠蔽率4段目の72.68%に近い値が得られ、発見距離も155.86mと同様に153mに近い値が得られる。

誤差原因として

・発見距離の測定が手動操作であり、厳密でない。

・視界および発見距離の数値は小数点以下を表示されない。

などが挙げられる。

次に茂美が2枚の際には実験では100%を割っているので、茂美の加算値のMAXである80%から20%割合減少した64%になると仮定して計算すると

36.48×0.875+80×0.8=95.92≒95.76(実験値)

427-(427-50)×0.9576=65.3816≒66(実験値)

となりこちらは上よりもさらに近い値が得られた。

以上より、視認装置は

・茂美から20%(15%)、移動車両から12.5%(10%)隠蔽率を割合減少させる。

・茂美が複数ある場合は加算上限値の80%を20%(15%)割合減少させる。

・また茂美は何枚重なっても上限が80%であるから、上とこのことによりEBR同士のプロホロフカ1ラインの走りあいなどでも50mより手前で発見できる。

という仮説が立つ。

ここで上記の427mという現状のEBRに中々ありそうな視界距離を用いると理論上は65mで発見できる。一方で視認装置を相手がつけていない場合、相手はこちらを50mで発見することになるので、その差は15mである。

ではその15mをお互いが91km/hで近づきあった場合こちらは先に見つけていても方向を変えなければ

15÷(91+91)*3.6=0.2967秒

で会敵することになる。

アジアサーバーのラグでは0.3秒を調整することなどまず難しいだろう。というかどこだって無理だ。

したがって視認装置は対EBRにおいてはあまり効力を見込めないのではないかという仮説の上の仮説が立つ(グラグラしている)

 

ところで改良型無線機が強いという話を小耳に挟んだので誰か試してみておくれ。

 

またターボチャージャーについて、MTはポジ取りが仕事の一つなので、相手のMTに遅れないためにターボチャージャーは必須と考える。その際スタビか換気かは好みだし、あとはダメージを吐くことを求められる人間やHTはラマスタ換気の従来のDPM最速型でもいいように思う。

 

長々と検証したことについて書いたけど別記事にするべきだったかもしれない。