昨日、今現在お世話になっているMKZで色々と教える機会があったので、設定をいじるということに関して話をした。
勝率が上がると言っても、これは例えば55%の人が58%とか60%なるといった話ではない。
48%が50%に、50%が52%になるかもしれない程度の話だ。
しかしながら軽んじていいことではない。
・一般→戦闘UI
戦闘UIの中でもいくつか使うべき機能と使うべきでない機能がある。
まず使うべきものとして
・ミニマップにカメラ方位線を表示
これはマップ上で自車両がどこを向いているか確認できるからだ。そうすれば例えば撃たれた際に照準を向ければ、相手の位置を絞るのに有用である。
・ミニマップ拡張機能有効 を 常時 または Altを押した間 にする。
これはミニマップ上に車両名を表示するというものだが、これは自分の行動を決定するのに役立つ。相手のTierトップがどこにいるかなどをいち早く確認できれば、例えばそれを挫きに行ったり、逆側に攻勢をかけたりといった具合だ。
・一般→ミニマップでの視認範囲表示
言うまでもないことという人もいるかもしれないが、大事なことなので書こうと思う。
このゲームの根幹を為す、視認システムに関わる機能でありミニマップ上に上から
・半径が自分の視界範囲(m)の円
・半径が445(m)の円
・半径が565(m)の円
を表示するというもの。
この数字は、例えば450、560とか言った具合でもいいから覚えた方がいい。
なぜならこれは測りにできるからだ。
例えばいかにもLTが445m以内を通りそうな遮蔽も茂みもない場所を通っては565m以内の敵から通行料をもらって最悪死ぬわけだ。HTなら然り、他の車種でも言わずもがな打撃を受けることだろう。これはなぜいけないかといえば自分が本来無傷でたどり着いていれば発揮できたかもしれないスペックを主戦場で発揮できないからだ。
この機能を通じて、マップを見て敵の位置や動きを予想し、ルート取りを少し工夫するというのは大事なことである。
・グラフィック→画面
視野角はFPSなどやっていれば広い範囲を同時に見るために広げるのかもしれないが、そこはこのゲームも同じで、撃ちあいの際や乱戦の際、視野角が広ければ画面に映る車両は多いため、射線管理もしやすく逆にフォーカスもしやすい。
視野角を最大にするのは必須と言ってもいいだろう。
・グラフィック→詳細→植物
・植物透過度
これは切った方がいいのだが、その話をする前にまず15mルールというシステムをご存じだろうか。茂みから15m離れるとその茂みは発砲補正を受けない(厳密には違うが)というものである。植物透過度というものをなくすと茂みから15m以内に入った際その茂みは完全に透過する。つまり15mの境がわかりやすくなるということである。
茂みに収まっているかが分かりにくくなるという話もあるが、それは三人称視点で確認した方が良い。なぜならば車両の発見判定箇所と被発見判定箇所が設置してある場所が異なるために例えば一人称視点で茂みに入れているようでも、被発見判定箇所が茂みから出てしまっているが故にバレてしまったりということはあるからだ。
・スナイパーモードで草を表示
邪魔なだけの草を生やす機能。
SDクライアントではそもそもチェックを入れることができない。
トレーニングモードでVキーを使い撮影などするときにはよいのかもしれないが、戦闘には邪魔でしかない。
(2021年3月 追記:画像では言及してないが、追加エフェクトについては一長一短ある。追加エフェクトをonにすると撃破した車両からの排煙などでスナイパースコープを覗いた際に前が見えないなどのデメリットがあるが、ブラインドショットを撃った際に地面への弾着エフェクトの有無で命中を確認できるメリットがある。もちろん追加エフェクトが最高のほうがそれは確認しやすいが排煙もめちゃくちゃ視界を遮ってくるのでMODなどで消すのがいいと思う。)
・操作設定→キーボード→メッセージ
これはランダム戦ではあまり肝要でないものも含まれるが、集団戦では大事なことだ。
・援護射撃を要請する/我に続け
1回でも集団戦に参加したことがあれば、指揮官や前線指揮官が「何某をフォーカス(集中砲火)して」という言葉を聞いたことがあるだろう。
その際に指揮官等が言葉と一緒にその車輌に対して援護射撃を要請するとメッセージコマンドを出したりすると皆分かりやすくてよいわけだ。
頻繁に使うので、押しやすい位置に置くといいだろう。
・了解 ならびに 拒否
これはZキーでメッセージコマンドUIを表示してマウスで以て選択する程度でもいいわけだが、要するに「YES/NO」ならび「OK/notOK」の代用である。戦闘中にチャットを打っているような暇はないのでこれを使う。
指揮官の指示に対して、それが実行可能かどうかとかの返答に使ったり用途は様々だ。
特にバレたかどうか指揮官に聞かれた際に、バレていなければ「拒否」を打ったりする。
※ちなみに一般にバレた場合は「了解」ではなく「救援を請う」を使う。
・救援を請う
これが一番大事なので、押しやすいキーに置こう。
被発見の情報というのは指揮官の判断の速さを左右する。
どこそこでバレたという情報一つで敵の展開がすべてわかったりもし得るからだ。
・照準→主砲マーカー
えー先日進撃戦をしていて貫通率の悪い人がいまして、まあそれを指摘して撃つところがおかしいよね?という話をした際、貫通インジケータで緑になったら撃てばいいのよ?と言うとなんですかそれは?という話になった。
当たり前は当たり前ではないのできっちり全部教えなければならないという話だ。
画像の通り装甲インジケータを有効にしよう。ただし照準点は種類があるので自分の使いやすいもので構わない。
・マーカー→敵チーム(味方チーム)
この話を必要とする人はいないかもしれないが大事なことなので書く。
このゲームは確かにダメージに25%の上下振れがあるが、それでも車両HPの表示は%表示ではなく、HP残り または HP残り/HP全体 にするべきだ。いやしなくてはならない。そもそもデフォルトの設定が%表示になっていることがおかしいのであって、このことは設定をいじることの大切さを教えてくれる。
・戦闘通知→ログ
イベントの表示が行えるのだが、特に大事なのは被弾ログ。
通常弾は白地、プレミアム弾は金地で表記される。
イベントタイプとイベントの位置の組み合わせとして
・すべてのイベント→被ダメージを上部に
・被ダメージ→任意
として被ダメージのログが流れにくくするとよいだろう。
これはCWなどの戦場の霧があるような場面で役立つ。
弾種が何でプレミアム弾なのか、単発がいくつかが分かればそれだけで車両を特定できるからだ。
・戦闘通知→戦況とミッション
アップデート1.12で追加された機能。
今まではMODを入れて表示させていたが、現在自分がいる戦線が負けてるのか勝ってるのか一目でわかる。特にHP優位差を表示してくれる機能は非常に良い。ただしフォントがMODのものよりも見にくいのが玉に瑕だが……。見にくければ引き続きMODを使えばいいと思う。Tier別に車種を表示するかは好みで。
長々書いたが、上で語った設定は全て理由付きで、すべき設定である。
その他の設定はPCスペックと相談して、戦闘開始20秒前には読み込みが間に合うようであれば好きにすればいいと思う。